島田洋七さんの講演から・・・その1

貧乏だったけど、とても前向きなおばあちゃん・・・。
おかずが無くて、毎日お米ばっかり・・・、

おばあちゃんに、米、コメ、こめ、毎日米ばかりと文句を言ったら、
「明日は、コメも無い!」と言われ・・・、

お腹がすいたと言ったら、
「気のせいじゃ!」と言い返され、

それでも空腹を訴えたら、
「早く寝ろ!」

早く寝ても空腹ですぐに目を覚ましてしまい、またまた空腹を訴えたら、
「夢じゃ!」

このくだりが、「佐賀のがばいばあちゃん」シリーズとなった次第。
国内670万部超、海外を含めると1000万部を超す空前の大ヒットです。

洋七さんが、佐賀へ預けられたのが小学2年生(8歳)の時。
東京タワーが完成した昭和33年頃のことですね。

その当時の時代背景を振り返るに―、

終戦から10余年。
復興はしつつも、まだまだ満たされない時代でしたが、
みんな前向きに頑張っていました。

その時代の象徴が、東京タワーでした。

国民みんなが憧れ、誇りと自信を持ったものです。

満たされすぎた今、夢を持って突っ走っていた
懐かしき時代に学ぶことも多いようです。